あの「抱き付き慰安婦」の李容洙(イ・ヨンス)さんが、「挺対協=正義連」の理事長(代表?)をつとめていた尹美香(ユン・ミヒャン)氏や、慰安婦支援団体の寄付金や助成金を巡っての疑惑を表ざたにしてから、ようやく、ぼちぼちといろんな話が表に出始めたよね。
文春がいろいろ書いてくれてるよ。引用は文春オンライン(2020/08/24)ね。

2020年前半は元慰安婦支援団体の不正問題で揺れた半年だったといえる。8月13日には不正会計疑惑で揺れる挺対協(現・正義連)の前理事長である尹美香(ユン・ミヒャン、現国会議員)氏が検察に出頭し取調べに応じた。果たして当局が挺対協の闇にどこまで迫るのかが、日韓両国でも注視されているところだ。…

とりあえず、「慰安婦支援施設」に調査が入ったようだよ。それによると、ナヌムの家は2015年から約5年間にわたり寄付金88億ウォン(約7億9000万円)を集めたが、その大半が不正流用されていたんだって。入居者の為に使用したのは僅か2.3%(約1800万円)で、寄付金のほとんどを土地購入や資産形成に流用してたんだってよ。

仏教団体がナヌムの家を設立するときには、募金活動のイベントに元慰安婦も駆り出され、参加した元慰安婦(故人)ら元慰安婦に渡された謝礼は、2、3千円ほど渡されただけで、少なすぎると文句を言おうと思って控室に行くと、テーブルの上には山のような札束が積まれており、坊主たちが一生懸命に金勘定していたんだって。

元慰安婦たちは、自分たちが「食い物にされている」と感じていたようで、2004年には、13人の元慰安婦たちが、挺対協やナヌムの家に対して「募金行為及びデモ禁止の仮処分申請」を申立てたことがあったんだって。それによると、
〈日本軍慰安婦または女子勤労挺身隊ではない偽物を動員し、ソウル日本大使館の前や周辺で次のような内容や表現を提唱したり、流布する行為を禁ずる。>ということらしいのね。

禁ずる内容というのが驚くことに、
・「アジア女性基金は欺瞞だ。日本のカネを受領するのは娼婦であることを認めることだ」のようなことを流布することを禁ずる。
・被告の挺対協らが、慰安婦の利益を代弁しているような旨の言動を禁ずる。
だってよ。あの水曜集会とかってなんだったんだ?

文中で触れられている偽物とは、背景がハッキリしない元慰安婦たちのことだ。沈美子氏ら元慰安婦は「偽物」には常に敏感だったという。

2012年頃には、ナヌムの家は、その多くは中国から帰国したハルモニ達だったんだって。2000年代になると、高齢になり亡くなるハルモニが多くなり、ナヌムの家に入るハルモニが少なくなり、そこでナヌムの家や挺対協などは、中国から元慰安婦を探し回ったようだよ。それらの自称元慰安婦に対しては、もとからナヌムの家にいたハルモニたちは偽慰安婦との疑いを持ち、いさかいが絶えなかったらしい。

でもね、ナヌムの家や支援団体にとって、自称慰安婦が、偽かどうかは大きな問題ではなく、「元慰安婦」が多く入所しているということが重要だったようなのね。自称慰安婦が多ければ、寄付金や補助金が得られやすく、政治家や著名人からも多くの支援の贈り物が届けられ、施設としてのステータスもあがるからなんだって。

そのナヌムの家の初代所長さんも、ユンミヒャン氏同様なかなかエグイ。初代所長は曹渓宗とかの僧侶だったんだけど、これがイケメンで、女性問題で引責辞任、アメリカに逃亡。その後の所長さんたちも、なんかイロイロ。まー、人権派弁護士さんの大統領候補がセクハラとかの国柄だから、僧侶が女性問題だっておかしくはないけどね。

さらに、ナヌムの家では、ハルモニがベッドに縛り付けられていたとか、人権問題もあったようで、今回の問題での調査で、寄付金や助成金の不正流用疑惑のほかに、ハルモニに対する虐待の事実なども出てきたんだってよ。

ユンミヒャン氏の挺対協や正義連はもちろんだけどね、このナヌムの家から、芸術家らしい慰安婦像作家とか、安倍ちゃん慰安婦像の植物園の園長さん、ミニチュア慰安婦像のお土産店まで、確かに、慰安婦問題は永遠に続いてほしいんだろうね。

ここでの記事は文春の記事なんだけど、その情報ソースは当然、韓国内のものなんだろうけどね。それが現在の韓国の政治状況のためなんだろうけど、韓国のマスコミは取り上げず表には出てこない。下手に出したら、「土着倭寇」とかでたたかれるんだろうね。韓国、もう民主主義は死んでいるのかも。

しかしね、水曜集会なんかに参加して、挺対協とかになけなしのお小遣いとか寄付してきたような「若き反日闘士」、いい面の皮だよな。それに、日本の政治家や女性団体とかの方々も、水曜集会に参加してたよな。私の住む仙台市の女性市長も、かつては水曜集会に参加していたことを誇らしげに話していたような。今は知らないふりのようだけど。バッカじゃん。