眞子さまと小室圭さんの結婚問題が、最近メディアでよく取り上げられているよね。その取材の対象は小室圭さんとその母親の佳代さんなんだけど、眞子さまはどのような思いでおられるのだろうか、お気の毒ではあるよな。それ以上に、皇嗣としての立場になられた、眞子さまの父君の秋篠宮様のご心労はいかばかりか、察するに余りあるよ。引用はNewsポストセブン(2020/12/19)ね。

日本中が注視する秋篠宮家の長女・眞子さま(29才)と小室圭さん(29才)の結婚問題。眞子さまが“お気持ち文書”を発表し、秋篠宮さまが11月30日の会見で「結婚を認める」と述べられたことで、結婚への道筋は整ったが、小室家を巡る状況に新展開が訪れた。

これまで、タブーのように深く語られてこなかった小室さんの父・敏勝さんの自死について、詳細を知る複数の関係者が重い口を開いた。すると浮き上がってきたのは、新たな登場人物を取り巻く、いびつな人間模様だった。この事実に秋篠宮家は何を思う──。

敏勝さんが自ら命を絶ったのは2002年のこと。敏勝さんが未明に自宅を出て行ったきり、戻ってこない。パジャマ姿にスリッパを履いたままの状態で、24時間以上がゆうに経っている。知人の協力を得て自宅周辺をいくら捜しても見つからない……。翌日、立川警察署から電話が入った。多摩川近くで見つかったという。敏勝さんは自殺を選んだのだ。

小室家の関係者によれば、敏勝さんは勤務先の部署異動によって希望の仕事ができず、上司との折り合いもつかないことに悩んでいた。さらに妻の佳代さんと敏勝さんの母親の間に嫁姑問題も発生し、間に入った敏勝さんは困り果てていた。

見るからにやつれた様子の敏勝さんを見て、周囲は心療内科に通わせることを勧めたが、佳代さんは「病院に行かないのは本人の勝手だから」と言い、2002年の正月には夫を自宅に残し、息子の圭さんを連れて実家に帰ったという。さらに知人に電話をし、「夫の食事、なんとかしてもらえます?」と、世話を頼んだのだ。

「夫について、知人から“心の病だと思うから病院に連れて行った方がいい”と助言されているのに、その夫をひとり置いて、母子で神奈川に帰って、他人に夫の世話を頼みますか?」(小室家をよく知る知人)

そして、こう続けるのだ。
「しかも、神経が衰弱している敏勝さんを置いて2人が向かった先は、佳代さんが『運命の人』、小室さんが『湘南のパパ』と呼ぶ、とある男性の元でした。なんと3人で、新春ドライブを楽しんでいたのです」

敏勝さんの捜索もしたYさん
この男性を仮にYさんとしよう。小室家をよく知る知人が驚くべき説明を続ける。
「佳代さんから聞いた話では、Yさんは、敏勝さんの幼なじみの1人です。仕事の都合でアメリカでの生活が長かったそうで、“お金持ちでオープンカーに乗ってるの!”と、うれしそうに話していたのを覚えています。

Yさんが日本に帰ってきたのは小室さんが生まれたばかりのとき。当時、敏勝さん夫婦は横浜市役所の官舎に住んでいて、Yさんが帰国の挨拶に自宅へ来たのが初めての出会いなんだとか。
佳代さんは当時のことを、“圭を抱っこしながら玄関先でYさんを出迎えたときに目が合って、その瞬間にお互いが運命の人だって思ったのよ”と話していました。それから、互いに運命の人と呼び合っているということでした」

夫の幼なじみを“運命の人”と呼ぶことは、多くの人に奇異に感じられるかもしれない。
「佳代さんは、Yさんが住んでいる場所にちなんで、小室さんには『湘南のパパ』と呼ばせていました。小室さんもなついているようでしたが、自分の子供に、父親以外の男性のことを、パパって呼ばせることがそもそも驚きでした」(前出・知人)

(後略)聞くに堪えないありがちな小室さん母のバカ女ぶり

自由民主主義の日本で、結婚に必要なことは「両性の合意」のみであることは当然のことだよね。でもね、日本の元首であり象徴である天皇家の皇族は、その民主主義の外側にあるのよね。姓も持たず、選挙権もなく、政治の枠外にあるわけよね。

天皇は、選挙で選ばれたものではなく、古代の一時期を除いて、さまざまな時代の政治権力の外側で、歴史的な権威としてあり続けたのよね。それは日本を統合していく上での歴史上の知恵だったんだろうね。

東日本大震災の時、現在の上皇様、上皇后様は、震災直後から被災地を訪れ、被災された多くの方々の前にひざまずかれ、同じ目の高さで、涙を浮かべながら被災者に声をかけられたのよ。政治の枠外にある上皇様、上皇后様が、具体的に何かをなさったわけではなかったのだけどね、犠牲者の慰霊、被災者への励ましにより、多くの日本国民と被災者が「絆」で繋がれたのよね。

天皇陛下が、陛下として国民の敬慕を集めるのは、政治とは無縁のところにあり、現実の生臭さからは無縁のところにあるからなんだよ。それに連なる皇族もそうであることを求められるのよね。眞子内親王が眞子さんではなく「眞子さま」と呼ばれる所以もそこにあり、公務も現実の生臭さからは無縁のところにあるのよ。ところが、小室圭さんとの結婚問題は、現実世界の生臭さを強く漂わせている。

結論を言えば、眞子内親王は、結婚前に皇籍離脱をすべきで、一般人の「眞子さん」になってから、結婚すべきだと思うよ。一般人であれば、周囲が反対しようと、「両性の合意」のもとに、駆け落ちであろうと祝福されない結婚であろうと、自由なんだよ。世の中にはそんな結びつきはごまんとあり、誰も文句を言わないと思うけどね。でもね、今のまま皇族として結婚して、小室圭さんが将来的に天皇陛下の義兄となるようなことは、皇室に世俗の生臭さを入れてしまうことで、天皇象徴制を崩してしまう不幸をもたらすことだって考えられるよ。

恐らくは、秋篠宮殿下が先日出した談話にある、憲法の下での「「両性の合意」による結婚を認める」は、眞子内親王の、結婚前の皇籍離脱を示唆したものではと思ってるんだけど。