「K」つけて、いったんホルホルすると、何が何でも守るべきものになるようだよね。ムン政権は最近まで「K防疫」とかでホルホルしてたよね。それを韓国民は、ロウソク左翼のプロパガンダに乗っかって、「K防疫」こそが世界標準とかってホルホルして、選挙で、政権与党の共に民主党を圧勝させてしまったのよね。それが最近はボロボロ。引用は朝鮮日報(2020/12/26)ね。

最近、コロナの恐怖に直接見舞われた。12月23日、近所の人がコロナの確定判定を受けた。その確定患者は症状が出ておらず、家族と一緒にさらに2晩自宅で過ごした。近所のほかの人々も共に不安におののいた。その人は入居者用のチャットルームで「夜に高熱が出るのではと心配になる。解熱剤を分けてもらえるだろうか」と尋ねた。一人の住民がそっとタイレノールをその人の家の前に置いた。また別の住民はテンジャンクク(韓国風みそ汁)を置いていった。

韓国各地でこうした確定患者と隣人らがじっとつらい一時に耐えていたそのころ、23日の韓国政府のコロナ定例ブリーフィングで、中央事故収拾本部のソン・ヨンレ戦略企画班長は「韓国社会の雰囲気は、ワクチンを世界で最初に打たなければならないもののごとく1等賞争いをするような雰囲気ができているが、防疫当局として相当な懸念を表する」と語った。ワクチン接種で後れを取った韓国政府の遅い対処に叱咤(しった)の声が殺到したことを受けて反論したのだ。彼は、ワクチンの安全性を確認するのが重要だから「(先に接種を始めた)国々で発生する問題を1-2カ月観察する機会が得られたという点について、非常に幸いだと考える」とし「ワクチンを世界で初めて接種するような状況はできるだけ避けるべき」と発言した。米国・英国・カナダなど世界各国が緊急使用承認を下し、高齢者・医療陣などを中心に急いで接種を始めたワクチンを、危険な薬物であるかのように扱ったわけだ。もし韓国政府が一歩先んじてワクチン確保に成功し、接種を始めていたら、そのときも果たしてこうした発言をしたかどうか疑問を抱く。

コロナ終息のため最も核心的な役割を果たすワクチンを待ちわびつつ、一日また一日と死闘を繰り広げている韓国国民と防疫・医療現場の働き手に「ワクチン確保が遅れて申し訳ない」と謝罪するどころか、詭弁(きべん)を弄(ろう)するこうした態度に、腹の中が煮え返った。

ワクチンの導入過程で韓国政府は右往左往している。今年9月には「慌てて先行購入契約を結んでは愚を犯す」と余裕を見せていたが、11月中旬になって、足元に火が付いたかのように「できるだけ大量に確保したい」と態度を変えた。パク・ヌンフ元保健福祉相は11月、国会で「ファイザー、モデルナが韓国と早く契約を結ぼうと言っている」ともったいぶっていたが、1カ月後に韓国政府の関係者は「物(ワクチン)がない」と打ち明けた。批判が高まるや、わずか1週間でまた「接種が遅れてむしろ幸い」とこじつけを言った。

大韓医師協会は23日、「一部の国で接種が始まったが、韓国は一度も経験したことのない暗いトンネルに入っている状況」と、医療危機を公にした。英国のコンサルタント企業フィッチによると、コロナワクチン接種時期の面で韓国は、西欧先進国は無論のこと、アジアでも中国・日本・マレーシアなどに後れを取り、フィリピン・カンボジア・バングラデシュなどと同じ第2グループに分類されるという目に遭っている。ひところ威張っていたK防疫の立ち位置も「ワクチン危機」と共に墜落し、韓国国民は不安におののいている。なのに韓国政府はひたすら「じっとしていろ」という、あのセウォル号の船長と同じ言葉ばかりを繰り返している。

コロナの問題は、ワクチン接種が現実のものになり、ステージが変わったのよね。でもね、韓国では第三次感染が起きているさなか、相変わらずホルホルK防疫絶対主義みたいだよね。

「K防疫」は、ソーシャルディスタンスとマスクとPCR検査なんだろうけど、そんなことはどの国だって言われるまでもなくわかってることで、国による感染者数の多寡は、それぞれの国の医療インフラの状況と、民度の差なんだと思うよ。

韓国の場合は、パククネ政権のときのMERSの経験から、それなりの体制ができていたことと、国民の間に恐怖体験があったことで、比較的早く対応ができただけなんだと思うのよ。それを偉そうに、韓国独自の専売特許のごとくに「K防疫を世界標準に」「K防疫で世界を主導」とかってホルホルして、選挙にまで利用して、与党の絶対多数を実現させたのよ。

韓国でコロナ危機が大きく取り上げられるたびに、ムンタンは「K防疫は優秀だ」と口にし、感染者数が1日で1000人を越えた日には、「K防疫の成否をかけて全力を尽くそう」と呼びかけ、感染者数はさらに増加しても、「われわれが成し遂げた民主主義と人権の成長が…K防疫の基盤になりました」とかって。そして、ムンタンまわりのロウソクたちは、「K防疫は大切だ」「K防疫を非難する人間は敵だ」となってしまってるのよ。

でもねパンデミックの中で、すでにワクチンなしに沈静化させることは難しい状況だよね。ソーシャルディスタンスと民度だよりではすまなくなっている。国の経済活動を考えれば、できるだけ早くワクチンの接種をはじめ、社会的免疫を確保しなければ、国家そのものがマヒしてしまうよ。

ムンタンも、それがわからないほどバカではないと思うんだけどね、あくまで推測なんだけど、私は、国産ワクチンを狙ってたんだと思うのね。いつものパターンで、中国やロシアからパクリ、あるいは甘っちょろい「技術供与」とかで、韓国内でワクチンをつくり、それにより「K防疫」として世界を主導し、また人道支援とかで北朝鮮を支援し、南北統一の主導権も得ようとしたんじゃないかとね。結局、それはないものねだりの妄想に過ぎないことがわかったときには、ワクチン確保は完全に出遅れてしまったとかって。

はっきりしていることは、ワクチンについては、自国民の不安や恐怖を放置し、「K防疫」でホルホル妄想している間に、恐らくはコロナ地獄に陥っているだろう北朝鮮からまで忌避される状態になってしまったのよ。

そして、国内からも怨嗟の声が起き始めると、嘘と強がりと詭弁で、それをごまかそうとしている。曰く、
「ワクチンを世界で初めて接種するような状況はできるだけ避けるべき」
「(先に接種を始めた)国々で発生する問題を1-2カ月観察する機会が得られたという点について、非常に幸いだと考える」
「慌てて先行購入契約を結んでは愚を犯す」

それが11月になると、「(ワクチンは)できるだけ大量に確保したい」とし、「ファイザー、モデルナが韓国と早く契約を結ぼうと言っている」としたが、1カ月後には「物(ワクチン)がない」と言い、批判が高まるや、わずか1週間で「接種が遅れてむしろ幸い」なんだって。

結局韓国は、嘘と妄想とホルホルで「国滅ぶ」となるしかないのかもね。