韓国のムンジェイン政権は、すでに死に体だよね。徴用工問題や慰安婦問題では、反日を煽り、最高裁判事の人事に手を突っ込み、国際ルール無視の反日判決を出したものの、それ以上は報復が怖く、これ以上の反日政策もままならず、三権分立で放置の幽体離脱。頼みの南北関係もキムヨジョンからは「特等の間抜けたち」とかいわれてるし。引用は聯合ニュース(2021/01/15)ね。

世論調査会社の韓国ギャラップが15日に発表した調査結果によると、来年の次期大統領選挙で「現政権を維持するために与党候補が当選したほうが良い」との回答が39%だったのに対し、「現政権を交代させるために野党候補が当選したほうが良い」との回答は47%だった。
調査は12~14日、全国の満18歳以上の1000人を対象に実施された。

昨年11月の調査では47%が「政権維持」を支持していたが、12月に41%に下落したのに続いて今回再び2ポイント下落した。一方、「政権交代」を支持する人は11月に41%、12月に44%と上昇傾向を示している。
支持政党別にみると、与党「共に民主党」の支持層は「政権維持」が81%、「政権交代」が9%だった一方、最大野党「国民の力」の支持層は「政権維持」が2%、「政権交代」が91%と対照的な結果となった。

次期大統領選挙への出馬が予想される人物の支持率は共に民主党所属で京畿道知事の李在明(イ・ジェミョン)氏が23%、尹錫悦(ユン・ソギョル)検事総長が13%、前首相で共に民主党代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏が10%と集計された。
前月の調査と比べて李在明氏の支持率が3ポイント上昇し、李洛淵氏は6ポイント急落した。

このほか野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が3%、無所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員が3%、国民の力の劉承ミン(ユ・スンミン)前議員が1%の順だった。

韓国の世論調査で、「現政権を交代させるために野党候補が当選したほうが良い」との回答が多数を占め47%だったんだって。でもね、ムンタンもこのまま政権の座を野党に明け渡したりすれば、これまで自分たちがやったことを逆にやり返されることになるよな。対北朝鮮で、武装放棄まがいのことまでしたムンタンなんか、韓国の法律では下手したら死刑だよ。ムンタン周りのロウソクコアたちも、ムン政権で得た既得権益を剝奪されるんだろうね。

でもね、野党側にはこれといった人物がいないようだよな。与党系の李在明氏と李洛淵氏が合わせて33%、それに続くのが、立候補表明もしていない尹錫悦検事総長が13%、野党系は安哲秀氏と洪準杓氏、劉承ミン氏合わせて7%なんだって。これから様々な顔がでてくるんだろうけど、今のところ野党には人物がおらず勝負にならないようだよ。

尹錫悦検事総長が、現在の政権の不正を上げていく中で、支持を伸ばす可能性があるけどね、尹氏の立ち位置は本来は左派なんだよな。尹は、大学在学中の光州事件の模擬裁判に検事役で参加し、弾圧を行った全斗煥大統領に死刑を求刑した経歴があるらしい。当時は、模擬裁判であってもそれは容易なことではなく、尹はこの模擬裁判の後しばらくの間、江原道に逃げた。

また崔順実ゲート事件では特別検事の特別捜査チーム長を務め、文在寅政権からソウル中央地検長に任命された。またその後、文在寅により検察総長として指名されたのよ。

ムンタンはかっこつけて、「大統領府でも政権与党でも、権力に不正があれば厳正に捜査せよ」と訓示を行って、その結果、期待のポストムンタンの曺国タマネギが起訴され、あわてたムンタンは守護巫女のチュミエを法相に起用し、政権中枢に伸びる検察の手を大弾圧。結局はこれでユンソギョク大統領への期待が出てきたのよね。

ユンソギョル氏は、現在の韓国の政治構造からすれば、右派とも左派ともいいがたく、左派からすればチョグク玉ねぎの、右派からすればパククネの仇になるわけなのよ。右派にしてもそう簡単に左派の対抗馬として担ぐことはできないかも。

韓国は、はっきり言って、左派は腐りきっているんだけど、右派だってそこそこ腐っているんだよな。右派なら核付赤化南北統一をしないだけましだとはいえ、左右対立の中で、反日と歴史問題を手札としながらの低民度のポピュリズム政治が繰り返されることは明らかだろうね。そしてその根本は、韓国民全体に広がる、嘘と詐欺と権力欲にまみれた民度なんだよな。

これを抑え込み、韓国が真の先進国となるには、左右にかかわらず腐敗を正し、真の「公正・正義・平等」の社会を、独裁的に構築する必要があると思うのよ。まだ韓国民の民度には、民主主義は早すぎたのよ。もしかすると、左右にかかわらず不正を正そうとするユンソギョク氏が大統領になれば、韓国の民主主義を正す劇薬になるかもしれないけど、韓国の民度がそれを支え続けることができるかどうかははなはだ疑問だよな。

結局は、これまでの左右の争いの中で、利権を奪い合う李朝末期の勢道政治に堕ちていくしかないのかも。