嘘こきムンタン、今度は「2030年までに韓国型ロケットで月着陸」だって。ムンタンって任期は来年までだよね。それとも憲法改正でもして、終身大統領にでもなるつもりなのかな。そうでなければ、選挙向けのいつもの嘘こき妄想だよね。
引用はレコードチャイナ(2021/03/29)ね。

2021年3月25日、韓国・マネートゥデイによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「来年には韓国独自の技術で月軌道船を打ち上げ、2030年までに韓国型ロケットを利用した月着陸を実現する」との考えを示した。

文大統領は25日、全羅南(チョルラナム)道・高興(コフン)の羅老(ナロ)宇宙センターを訪れ、韓国型ロケット「ヌリ」の総合燃焼テストを視察し、宇宙戦略報告大会に出席。「(このテストで)ヌリの開発は成功した。あとは打ち上げを残すのみだ」と評したという。

また、13年の「ナロ」打ち上げはロシアの協力の下で成功したことに悔しさをにじませ「韓国の衛星を、韓国のロケットで、韓国の地から打ち上げることに大きな意味を付与し、今後宇宙開発を積極的に進める」と述べた。「独自のロケットの確保は(米国、ロシア、欧州、中国、日本、インドに続く)世界で7番目の誇らしい成果」だと強調したという。

ヌリの打ち上げは今年10月に予定されている。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「これからは宇宙だ」「誇らしい韓国の一歩がさらに発展していきますように」「本当にすばらしい。もうすぐ韓国も月に着陸だ」など喜びの声が寄せられている。

しかし、多くのコメントは「何が宇宙だ」「米国が行って帰ってきた月に、どうして行く必要が?」「月に着陸して何をするの?。50年前に米国人が着陸しても、今まで何も変わってはいない」「不動産問題をなんとかしてほしい。宇宙の話なんてのんきに聞いていられる状況ではない」「国民に災害支援金を出してほしい。宇宙強国?こんな状況で国民が耳を傾けるとでも?」など、否定的な内容となっている。

ムンタン、「来年には韓国独自の技術で月軌道船を打ち上げ、2030年までに韓国型ロケットを利用した月着陸を実現する」だってよ。これって、支持率アップのための寝言なんだろうけど、大体、ムンタンって任期が来年の3月までだよね。それがどうやったら2030年までの月着陸を実現できるんだろうか?憲法改正して、終身大統領にでもなって、Happy Moon Landing とか考えてるんだろうか。

この月着陸計画って、もともとパクちゃん前大統領のパクリのパクパクなんだよな。パクちゃんは、大統領選挙候補時から月探査に強い意欲を示しており、それによると、「2020年までに月に太極旗を掲げる」とし、2030年には火星探査を開始、2040年には小惑星を探査とかだったんだけど、技術的、財政的裏付けなど何もなかったような。

要するにムンタンの月着陸の妄想も、妄想というより、大統領選を見据えた「政治的嘘」でしかないのよね。それも「積弊清算」で批判していたはずのパクちゃんのパクパクを持ち出してだよ。

それにね、例え、第一段ロケットの発射が成功したとしても、アメリカの輸出統制政策が変化しない限り、韓国は実用人工衛星はもちろん、月着陸船の打ち上げもできないんだって。アメリカは、韓国の宇宙発射体開発が国防用途に転用される可能性があると疑っているんだって。そのためアメリカの技術が入っているのはペケなんだって。ムンタン、そのこと知ってて嘘こいてるのかな?

もちろん、アメリカに頼み込んで許可されれば可能なんだろうけどね、でもね、その技術が北朝鮮や中国に流れるかもしれないムン政権の現状では、できるわけがないでしょうが。

ただね、月着陸は別にして、現実的な北朝鮮や中国に対するミサイル防衛には、キルチェーン計画などで、独自の人工衛星やミサイルが必要なはずだよね。夢みたいな非現実的な政治的嘘で終わらせるのではなく、計画的に独自技術を積み重ねたらいいと思うよ。

でもね、ムンタンはそんな現実なんか考えている様子はないよね。要するに、自身の土地疑惑など「つまらないこと」を騒いでいないで、未来を見つめ、誇らしい民族の夢をホルホルしていなさい、ということなんだろうけど、考えてみれば、なんとも国民を小ばかにした話だよな。