どうも、朝鮮半島の情勢は尋常じゃないよな。昨年暮れの、北朝鮮の「クリスマスプレゼント」で、ICBMでもぶっ放すのかと思いきや、全体会議とかでウダウダやって、「新しい道を歩むだろう」とか思わせぶりなコメントを出しただけで、金正恩はどっか引っ込んでしまったよね。その後のアメリカは、イランの革命防衛隊司令官、テロリストの親分のソレイマニを爆殺したのよね。金正恩にとって、これはとてつもなくでっかい「誕生日プレゼント」だったようだね。
未確認情報によれば、金正恩は痛風と鬱病と、ステロイドの過剰摂取で、これ以上の執政は難しくなっているとも言われているようで、半島情勢は、えらく流動的になっているよ。そんな中でのアメリカの軍事行使の情報、いよいよかも。引用はZAKZAK(2020/01/15)ね。

2・16“新軍事作戦”で正恩氏を排除!? 米情報当局「トランプ氏は変わった。やる気だ」 “究極の裏切り者”韓国は無視!
引用:ZAKZAK(2020/01/15)

ドナルド・トランプ米大統領が、「軍事オプションの選択」に自信を深めている。全面戦争を回避しながら、米軍が「テロの首謀者」としてイラン革命防衛隊のガーセム・ソレイマニ司令官を除去(殺害)したのだ。次なるターゲットは、核抑止力開発の継続と、「新たな戦略兵器」導入を表明した北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長との見方が強い。日米情報当局関係者が警戒する「2月危機」と、トランプ政権が「裏切り者」とみなす韓国の文在寅(ムン・ジェイン)政権とは。ジャーナリストの加賀孝英氏による衝撃リポート。

《正恩氏が、実父の金正日(キム・ジョンイル)総書記の誕生日(2月16日=光明星節)に合わせて、核実験や長距離弾道ミサイル(ICBM)発射を強行した場合、トランプ氏が軍事オプションを選択する可能性がある。『マーク・エスパー国防長官が示した新軍事作戦が承認され、米軍が隠密作戦を開始した』という情報がある》
新年早々、各国情報機関がこうした情報を得て、緊張している。

新軍事作戦には、
(1)北朝鮮のレーダー網で捕捉できないステルス爆撃機や無人爆撃機による、ICBM開発拠点の急襲破壊
(2)米海軍の最新イージス艦などによる、北朝鮮が発射したICBMの日本海上での迎撃粉砕
(3)新しい斬首作戦-などが挙げられている。

米国は、米陸軍「デルタフォース」などの特殊部隊を使い、昨年10月27日、過激派組織イスラム国(IS)の指導者、アブバクル・バグダディ容疑者を急襲、自爆させた。そして、今年1月3日、イラン革命防衛隊の精鋭「コッズ部隊」司令官、ソレイマニ氏を無人機で殺害した。
トランプ氏の命令一下、米国は、テロ首謀者の斬首作戦を立て続けに決行した。米国側の死亡者はゼロ! 信じられない大成功だ。いずれもターゲットの側近が寝返り、行動計画や居場所を米国側に連絡していた。

米情報当局関係者は「トランプ氏は変わった。(北朝鮮への軍事作戦を)やる気だ」といい、続けた。
「正恩氏は昨年末、党中央委員会総会で『これ以上、一方的に(米国との)公約に縛られる根拠はなくなった』『強力な核抑止力の動員体制は恒常的に維持する』『世界は遠からず、わが国が保有することになる新たな戦略兵器を目撃する』と脅した。これは、2018年の米朝首脳会談で約束した『世界平和のための完全非核化』の破棄だ。国際社会に対する裏切り、宣戦布告だ」

問題は、トランプ氏がどのような軍事作戦を選択するかだ。
米軍関係者は「ホワイトハウス内では、全面戦争(第2次朝鮮戦争)を避けるため『斬首作戦で一気に片付けるべきだ』という意見が急激に高まっている。正恩氏はこれまで、危険を察知すると、影武者を身代わりに立て、地下の秘密部屋に震えながら隠れていた。だが、複数の側近が寝返った。正恩氏は発信機をつけて歩いているようなものだ。米軍は『Fight tonight!』と命令されても、100%遂行できる。正恩氏に安全な場所はない」といった。

だが、「米国に対する究極の裏切り者がいる」という。トランプ氏が毛嫌いする韓国の文政権だ。以下、複数の米軍、米情報当局関係者から入手した情報だ。
「トランプ氏は17年、北朝鮮への作戦計画『5015』(=数万発の巡航ミサイル攻撃と特殊隊潜入などによる、正恩氏の斬首作戦)の決行を何度か考えた。ところが、作戦計画の極秘事項(=爆撃ポイントや、特殊部隊の潜入ルートなど)が韓国側から北朝鮮に流れていた。決行していたら、特殊部隊の全滅もあった」

「北朝鮮が昨年5月に発射した、迎撃困難な『新型短距離弾道ミサイル』は米国に衝撃を与えた。韓国製『玄武2号』などの改良版だ。米情報当局は『18年の南北首脳会談後、韓国側からミサイル設計図が北朝鮮に流出した疑いが強い』と報告している。米国は文政権を絶対に信用しない」
米国がブチ切れて、当たり前だ。

文政権は赤色革命の妄想にとりつかれ、中国率いる「レッドチーム」入りを画策している。側近らが、在韓米軍の撤退まで言い始めている。実は、米国はひそかに在韓米軍撤退準備を完了している。以下、前出の米情報当局関係者が明かした衝撃情報だ。

「トランプ氏は17年10月、ヘンリー・キッシンジャー元国務長官とホワイトハウスで密談し、『ビッグディールだ。在韓米軍撤退が条件なら、中国の習近平国家主席は正恩氏排除をOKする』と耳打ちされた。米中両国は15日、貿易協議の『第1段階の合意文書』に署名する。環境が整った。作戦は韓国を無視して決行される」

安倍晋三首相は15日、中東3カ国歴訪から帰国する。世界のエネルギー供給源である中東の緊張緩和と、船舶の航行の安全を守るため、各国首脳と対話し、海上自衛隊の中東派遣についても説明している。

日本を取り巻く国際情勢が激変している。第2次朝鮮戦争勃発の「2月危機」も浮上した。日本は間違いなく危機的状況に直面している。
左派野党の方々に申し上げたい。疑惑追及もいい。しかし、国家と国民の生命・財産を守ることこそ、国会議員の崇高な使命ではないのか。低レベルの議論はうんざりだ。目を覚ませ。


以前に、ここでも取り上げているように、北朝鮮が「クリスマスプレゼント」を言い出した時点から、アメリカは北朝鮮の体制変換に向けて動き出していたと思うのよ。それは、以前のような「やるぞ、やるぞ」の威嚇ではなく、恐らくは韓国への通告もなしに、偵察機を頻繁に飛ばし、ステルス爆撃機を飛ばし、金正恩の除去に向けて、実戦的な動きをしていたよな。すでに局面は「ゲームモード」ではなく「実戦モード」に入っていたんだと思うよ。また、半島近海には、数隻の原潜も配置されていたと思うよ。

そして、全体会議での金正恩の「新しい道を歩むだろう」の発言。この発言はね、前後の脈絡から見て、イランへの核技術、ミサイル、生物化学兵器の売却を意図してのものだと思ってるのね。それもソレイマニ率いるイランのテロ組織の革命防衛隊にね。北朝鮮はイランに、かつてノドンを売却しており、そのノドンは、今回、イラクのアメリカ軍基地に向けて発射されたよね。また近年も、イスラエルの核に対して、核開発で北朝鮮が技術協力しているという話は、何度となく起きているよね。北朝鮮にとっては、イランに核兵器や生物化学兵器を売却することで、非核化なんかしないままで、経済的危機から脱することができるわけよ。

イランの革命防衛隊は、イスラエルへの対抗上、なんとしても核兵器を持ちたいと考えているんだよ。この革命防衛隊に核兵器や生物化学兵器などが渡れば、中近東に跋扈する大小のテロ組織に、あっというまに拡散するのは必定だよ。

そこでアメリカが打った手が、ソレイマニ司令官の除去作戦だったと思ってるのね。今回のソレイマニ司令官の爆殺は、その根っこは、北朝鮮にあり、北朝鮮の「新しい道」を封じたわけよ。金正恩にとっては、これはキツーイ誕生日プレゼントで、当然、次のターゲットは自分だと思うよな。それで逃亡、雲隠れしたんだろうね。

現在、平壌には、これまで長く遠ざけられていた、叔父の金平一氏が平壌に呼び返されているようだよね。また、妹の金与正氏が、No2の座に就いたという情報もあり、金正恩が執政の座を放棄している様子が伺えるよ。

北朝鮮が生き残る道は、金正恩を亡命させ、金平一氏、あるいは暗殺された金正男の長男の金漢率(キムハンソル)氏を執政とし、アメリカが主張する、完全な、後戻りできない非核化を行うしかないと思うけどね。北朝鮮自身がそうすることを願っているし、そうでなければ、アメリカは北朝鮮に対し、大規模な軍事行動を起こすと思うよ。

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しかし韓国はどうなるんだろうね。表では、「半島の運転手」として、裏では核付き赤化南北統一を目指していたムン政権は、トランプ氏に対し、「北は真剣に非核化を考えている」とか詐欺的言辞を弄し、朝鮮半島を今の状況に引き込んでしまったわけよね。今や、アメリカはもちろん、北朝鮮からも相手にされず、とんだ「お猿の電車の運転手」だったのよね。もちろん、アメリカが軍事行動を起こすとき、韓国に前もって通告なんかするわけもないよ。そして北朝鮮がなくなったら、韓国のロウソクたちのよりどころもなくなるのよね。どうするんだろうね。どうでもいいけど。
それよりも日本が心配だよ。アメリカが軍事行動を起こすとき、北朝鮮が暴発することは十分に考えられ、核ミサイルが降ってくることも想定されるよな。モリカケ頭の桜咲いた咲いたで対応できるのだろうか。日本に大きな被害が出るとすれば、危機感を持てない、「桜咲いた咲いた」のお花畑のためだと思うよ。