首都圏や大阪などの大都市圏から地方への、「疎開」含みの帰省が起き始めているようだね。それに対して、地方から批判が起き始めているとか。なんか同じ日本人として悲しい気がするんだけど、一部の民度の低い日本人のために、そんなことが起きるんだよね。引用はZAKZAK(2020/04/03)ね。

帰省が危ない!地元に感染リスク “コロナ疎開”に「来るな」の批判殺到
引用:ZAKZAK(2020/04/03)

東京都など都市部で新型コロナウイルスに対する厳戒態勢が続く中、故郷の実家で過ごそうという人は要注意だ。帰省先で感染が確認される事例も発生、自分が感染源となる恐れもあるためだ。一方で感染者の少ない地域への「コロナ疎開」には地元から「来るな」との批判が強まっている。

小池百合子都知事は平日も在宅勤務や夜間の外出自粛を呼びかけている。週末の自粛要請も少なくとも12日までは続く見通しだ。

感染が拡大する都市部から故郷へ帰省する動きも増えているが、青森県では、八戸市の実家に滞在していた東京在住の女性に感染が確認された。北海道では米国から帰国した神奈川県在住の30代女性が釧路地方の実家に帰省していたところ感染が確認された。

イタリアは欧州で最悪規模の9万人以上の感染が確認されているが、都市部の住民が封鎖前に地方へ移動したことから感染が拡大したとの見方も強まっていて、「日本人も帰省を自粛するべきでは」という意見が相次いでいる。

「絶対に帰省するなとは言わないが、都市部に住んでいたのであれば、症状がなくとも『自分はウイルスに感染しているかもしれない』という意識を持って行動するべきだ」と提言するのは、近畿大学医学部の宮澤正顯教授(ウイルス感染免疫学)。

具体的にどうするべきか。宮澤氏は「実家に滞在するならば、なるべく自室で過ごすこと。家族と食事するならば、『両手を広げて触れない程度の距離』を保ち、料理は大皿ではなく、個別に取り分けたものを食べる。地元の友人とも再会する機会かもしれないが、飲食店などに集まって食事をしないよう心がけることも大切だ」と話す。

自粛が息苦しいからか、首都圏を抜けだして比較的感染者の少ない地方で過ごした人も少なくなかったようだ。

長野県佐久市の柳田清二市長は3月29日にツイッターで、週末に首都圏から長野県への人の移動が増えたとして、「首都圏の皆さんも自宅で過ごしてもらいたい」「自粛要請の趣旨をもう一度考えて下さい」と呼びかけた。

一方、毎日新聞ニュースサイトが28日に「『感染者がいない場所に逃げてきた』鳥取・島根が隠れた人気に」と題した記事を配信したところ、「地方にウイルスを持ち込むことにつながりかねない」など批判が殺到。見出しを変更したのち、「地方への旅行を勧めるように取られかねない記事内容と見出しでした」とおわびして記事を削除した。

いつも通りの振る舞いでは命を守れない。


私の住んでいる宮城県も、すでに感染者が13名になってしまったよ。その殆どは、仙台市内の英国風パブの利用者で、幸いなことにというべきか、クラスターはこの1か所だけのようだけど、どうなるんだろう。ここでの無症状の感染者が、無自覚にあっちこっち歩き回り、飲みまわったりしていれば、仙台もあっというまに爆発感染が起きるかも。

東北地方はこれまで、グローバル経済からは取り残されていたからなんだと思うんだけど、しばらくは感染者数も少なかったんだけど、ここ1週間ほどで、急激に増えてきたようだね。ざっくりと言えば、首都圏から帰省した学生や、実家に「疎開」してきたような方々が、自粛疲れもあり、飲み会などで羽を伸ばして、地方で感染を広げたというのは、十分に考えられるよな。

以前、中国の武漢が封鎖されたときに、武漢から50万人も逃げ出し、中には、日本へ「コロナ難民」として入国した人たちも、それなりに多いようだけど、中国内の他地域に逃げた人たちは、自警団により追い払われたり、一室に閉じ込められたり、村八分にあったりと、悲惨な様子の映像が流れていたけどね。

日本で、そんなことにはなってほしくないんだけど、でもね、首都圏封鎖とかなったら、当然、首都圏から家族ごと逃げ出すような人たちは多く出てくるだろうね。中国のように、自警団がそのような方々を追い返すようなことを、この日本では見たくはないんだけどね。

首都圏などの大都市から、帰省、疎開してくる方々は、無症状であっても、感染しているという前提で、帰省先、疎開先で、2週間の自己隔離をするくらいの民度を持った方々ならあまり問題はないとは思うんだけど、それを、開放感から遊び回り、飲みまわったりすれば、アッという間に感染が広がってしまうよな。そんなことになれば、日本も欧米の二の舞になるよな。

私もファンの一人だった志村けんさん、その死はすごく残念だったんだけど、でもね、落ち込んでいる夜の街への恩返しで、夜のなじみの店を遊びまわっていたようだよな。気持ちはわかるんだけど、何人も感染させたかも知れないよね。新型肺炎に対するものとして、民度は低いと言わざるを得ないよ。誰にも面会はできず、親族に看取ってもらうこともできず、ご遺体へのお別れもできず、骨になってしまったよ。

当然のことだけど、日本人も意識が高い方だけとは限らないよね。日本も欧米並みの爆発感染が起きることも考えておかなければならないかも。大都市からの疎開者や、外国からの帰国者などの、感染の恐れがある方々を、少なくとも2週間は強制的に隔離できる法律と、過疎地に疎開村を造るなどの対策が必要になるかも。

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なるほどね。確かに日本人が皆、民度が高いとは限らないよな。なんか、夜の街をはけ口求めて徘徊していた焼き肉パチンコ国会議員なんかもいたしね。強制的に隔離しなければならないケースが出てくるかもね。現在の特措法なんかは、人権の一部を制限するような「強制隔離」なんかはできないんだよな、きっと。現在の状況は、まさに戦時体制でなければ乗り越えられないんじゃないかな。「自粛」「要請」程度で乗り越えられるとは思えないんだけどね。もし乗り越えられなければ、世界恐慌のときのような経済状況に陥るかもしれないよ。
なんとか、来年の東京五輪には、「中共コロナ」を乗り切った、記念すべきものにしたいもんだよな。