なんか、安倍政権のコロナ対策、大丈夫なのかな～、とか思ったりするのね。でもね、このようなケースって、誰も経験してないよね。どう考えたってこれが正解というのはなさそうなのね。
お盆の帰省を巡っても、西村経済再生担当大臣や菅義偉官房長官、歯切れが悪いよね。
—–西村康稔経済再生担当相は2日の記者会見で、お盆の帰省について「慎重に考えないといけないのではないか」と表明。これに対し、菅義偉官房長官は3日の会見で「帰省を制限する、しないの方向性を述べたものではない」と行動制限の意図を否定した。だが、西村氏は同日、この後の会見で「おじいちゃん、おばあちゃんと会えば感染リスクがある。十分注意してもらわないといけない」と慎重な姿勢を崩さなかった。—–（JIJI.COM）
「十分注意してもらわないといけない」とかってブレーキを踏みながら、片方ではGoToトラベルとかで、アクセルを踏んでいる。誰が見ても矛盾してるんだけど、でもねそれが誤りともいえないのよね。
経済を考えて、人の流れを緩めれば感染は拡大するのは理の当然であり、大都市圏のロックダウンなどを行えば、人権の一部は制限せざるを得ず、経済は停滞し生活困窮者も増大するよ。今の政権は、気の毒にその狭間で難しいかじ取りをしている。
ところがこの時期にきて、「安倍政治を許さない」勢力が、国民の不満を煽るような報道というか、世論操作を始めたような感じだよ。
—–国民の間にかつてないほど政治へのフラストレーションが高まっている。新型コロナの“第2波”が全国に広がる中、政府はGo Toキャンペーンで旅行を奨励しながら東京を除外したり、巨費を投じてアベノマスクをまた配ると言ったそばから、批判が集まると取り消すなど、すべてが支離滅裂。
—–政権がコロナに苦しむ人々の声を無視し、政治を私するのは権力の暴走だ。それを止めるには国民が“武器”を取って立ち上がるしかない。民主国家で国民に認められた最も強力な武器こそ、「落選運動」である。—–（Newsポスト）
恐らく、この記事を書いた方は、コロナ禍をどう解決するかよりも、「落選運動」の方が大事なようだよね。立憲民主も国民民主も、朝日新聞なんかも、「これダメだ、あれダメだ」とは言っても、具体的にこうすべきだとは言っていないような気がするよ。
—–論評
正直言うと、私も、安倍政権の中共コロナへの対策には批判的なのね。本当は、首都圏の感染拡大が見えた時点で、罰則規定を伴う、厳格な首都圏封鎖を行うべきだとは思っていたのね。でもね、それは現実的には、感染拡大を防ぐことができ、多くの人命が救われるのだろうけど、経済的に人命が奪われる方々もまた多く出ることになるんだよね。
経済優先にしても、感染防止優先にしても、どちらも多くの人命が奪われることは明らかで、どちらにしても非難は免れない中で、現政権は経済優先を選択したんだろうね。誰もこの選択が誤りだとは言えないと思うよ。
もちろん経済優先で感染拡大が懸念される中で、それを少しでも抑えるために、様々な試行錯誤を行わざるを得ないだろうけど、経済優先であるかぎり、感染は拡大し、ワクチンが開発され、治療法が確立するまで、あるいは国民の半数以上が感染し、集団的免疫ができるまで、堂々巡りの試行錯誤を繰り返さなければならないんだと思うよ。
それをナーニ？「落選運動？」、バッカじゃねーの？立憲民主なんかの野党や、朝日新聞などの左翼メディアは、政権批判を行っても、具体的に、どのような方法で中共コロナの問題を終息させるか、言ってたのを聞いたことがないよ。コロナの問題を、解散総選挙に備えての政局にしているだけだよな、腹が立つ。
腹が立ったついでに言っておくけどね、ノンベーとスケベーが感染拡大させている大都市の夜の街に対して、休業補償をすべきなどの意見が当然のように叫ばれているけど、日本が経済優先に舵を切った今、中共コロナがいつ終息するかは見通しは立てられないのよ。この先を考えれば、店を畳み、売れるものはすべて売り現金化し、コロナ後に備えるべきだと思うよ。それで生活に困れば、生活保護を受けるべきだよ。休業補償を要求する相手は日本政府ではなく、コロナの発生源の中国に対してだと思うけど。現実的には無理だけどね。
経済優先に舵が切られたことを考えれば、感染拡大防止は、日本国民一人一人の「意識」に託されたということだよ。GoToトラベルだから、好きなところに行って、好きにして良いということではないよ。コロナに感染しないように、感染させないように、個々の責任において対応するしかないんだと思うよ。