以前から、韓国は「息を吐くように嘘をつく」と言われており、2016年6月には、ビジネスジャーナルがそれを記事にして、日本と韓国双方で話題になったのね。それからすでに4年以上も経過した現在、韓国ではそれが改善されるどころか、末期的ともいえるひどい状況になっているのよ。特に、ムン政権が「公正・平等・正義」を掲げて政権の座について以来、政権内部にまで「嘘」と「詐欺」がはびこり、まさにムンジェインが言った「一度も経験したことがない国」が実現されつつあるよな。現在のチュミエやチョグク、さらにはユンミヒャンの「嘘」と「詐欺」を考えるうえで、2016年の「息を吐くように嘘をつく」記事は、示唆に富んだもので、ここで改めて紹介するね。引用はビジネスジャーナル(2016/06/)ね。

「韓国人は息を吐くように嘘をつく」と揶揄されることがありますが、あながち間違っているとはいえません。そしてそれは、韓国人たち自身も否定できません。

韓国内の有名な弁護士であるベ・グムジャ氏は「国全体が嘘の学習場だ。一挙手一投足がマスコミに報道される大統領などの指導層は、影響力が大きい嘘の教師だ」と述べ、大統領すらも公の場で大胆に嘘をついている状況を自虐的に表現しました。

韓国では、以前から虚言、欺瞞、嘘つき行為が蔓延していることが社会問題となっていましたが、特に近年は惨状に拍車がかかり、不況の影響もあってか詐欺犯罪が増加し続けています。

2000年に、法廷での偽証罪で起訴された人は1198人、罪をでっち上げて訴訟を起こす誣告罪で起訴された人は2956人、詐欺罪で起訴された人は5万386人でした。それが08年には偽証罪が1544人、誣告罪が2171人、詐欺罪は7万人となり、13年には偽証罪3420人、誣告罪6244人、詐欺罪に至っては29万1128人と急増しています。

韓国で偽証罪で起訴された人の数は日本の66倍、人口比に照らすと165倍に達すると計算されています。また、直近3年間の詐欺被害額は43兆ウォン(約4兆3000億円)に上っています。犯罪類型別にみて、韓国は世界一の詐欺大国となっています。

また、韓国は汚職大国でもあります。中国ほどではありませんが、政治家や役人の多くは賄賂を受け取っています。特に全斗煥(在任1980~88年)以降の大統領は全員、本人や親族に賄賂や不正蓄財などカネの問題が発覚しています。

韓国行政研究院の「政府部門腐敗実態に関する研究報告書」によると、国民の過半数が公務員に金品を渡す行為は「普遍的」だと答えました。つまり国民は役人への貢物として賄賂を渡し、役人側も「地位が高い者は受け取って当然」と考えている実態が浮かび上がります。

では、なぜ韓国ではこれほど嘘や不正がはびこるのでしょうか。朴槿恵大統領の父である朴正煕元大統領は、『朴正煕選集』(鹿島研究所出版会)のなかで「わが民衆は名誉観念が薄弱であり、したがって責任観念が希薄である」と指摘しています。

つまり、高い意識を保ち信念を貫くという考えは欠け、自らの体面を最も重んじるのです。その結果、責任感が薄くなり、他者を蹴落としてでも自分のプライドを守ろうとすると考えられます。

韓国は世界でもまれに見る学歴社会です。幼少期から熾烈な競争を強いられ、常に周囲と比べられます。そのプレッシャーに耐えかね、自殺する若者が後を絶たないという悲劇的状態にあっても、この傾向は弱まるどころか年々ひどくなっています。

このような競争社会にあっては、評価基準はほかの人と比べて優秀なのか、劣っているのかということです。そのため、周囲の人を蹴落としてでも自分が上に行かなければならず、しかもそれを善しとする風潮が定着しているのです。
周囲を蹴落とすことで相対的に自分の地位を高めるという考えは、外交にも表れています。日本を懸命にバッシングするのは、世界の中で韓国が日本より上であると誇示するためなのです。韓国自身の評価を高めるための努力をせずに日本を叩けば、かえって自らを貶めることになるとは気付いていません。

なぜなら、韓国人にとっては、周囲を蹴落とすことは自分の評価を高めるための当然の行為だからです。

多少極端に分析すれば、韓国は結果至上主義です。途中経過でどのような手段がとられたか、どれほど努力したかは重要ではありません。不正があっても、最終的に富や地位を手に入れた人は称賛されます。あらゆる手段を講じ、厳しい競争を勝ち抜いた者は蜜にありつけ、勝負に負けた者や脱落した者は勝者に貢ぐ国なのです。

この「韓国人は息を吐くように嘘をつく」という言葉は、特に日本の嫌韓派内では良く使われている言葉なんだけど、もちろん韓国人の中にも、そうではない方々も多くいるとは思うのね。でもね、セウォール号事件で表面化したものなどに代表されるように、表面化する情報は、韓国人の倫理観のなさを表すものが圧倒的に多く、まさに朴正煕元大統領の、「わが民衆は名誉観念が薄弱であり、したがって責任観念が希薄である」の言葉通りだったよな。

ムン政権に入って以来、この傾向は一段と大きくなったような気がするよ。まず、ムン政権の主要政策の「慰安婦合意破棄」「徴用工賠償請求」からして、国際的な「嘘」と「詐欺」に類するもので、救われないことに、そのムン政権が、当初は80%ほどの支持を受けていたということなのよ。私はこの時点で、国家としての韓国は崩壊したと考えているのよね。

そしてその後、タガが外れたように、嘘と詐欺のオンパレード。アメリカと北朝鮮双方に、「非核化」「終戦宣言」「経済制裁解除」などの言葉を、なんの下地も根拠もない中で「詐欺的」に使用して、結果として米朝双方に愛想尽かしされてしまった。そしてその後はムンタンお取り巻きまで総出で「公正・平等・正義」の正反対をまっしぐら。嘘だらけ、不正だらけのチョグク玉ねぎが、「正義」を正さなければならないはずの、法務大臣になり、その後、法務大臣になった与党代表だったチュエミは、特恵疑惑で嘘まみれ。さらに、嘘だらけの反日慰安婦問題で、韓国世論を煽り、「正義」を標榜し国会議員になったユンミヒャンは、30年にもわたり、詐欺に横領を重ねていたわけよ。

それに、大統領候補の呼び声も高く、人権派弁護士として、韓国内で率先して女性差別運動に取り組み、セクハラ問題やⅮⅤ問題の女性団体の先頭に立っていた前ソウル市長が、陰では、女性秘書に自分の猥褻な写真を送り付けるなどのセクハラ疑惑で自殺。

記事中にある、「国全体が嘘の学習場だ。一挙手一投足がマスコミに報道される大統領などの指導層は、影響力が大きい嘘の教師だ」「大統領すらも公の場で大胆に嘘をついている状況」からは、今や韓国内の隅々まで、嘘と詐欺が広まっていることが推測できるよ。韓国は、経済的問題や戦争で崩壊するのではなく、韓国民自身の「嘘」と「詐欺」で崩壊するのかも。いや、すでに崩壊しているのかもね。