日本学術会議の件でもめているよね。でもね問題にしているのは、総じて左翼系のメディアだけのような気がするよ。一般の国民にとって、日本学術会議なんか「別に~」なんだけどね。でもね任命が拒否された6人の顔ぶれを見ただけで、どうもろくでもない組織のようなのね。引用は時事通信(2020/10/10)ね。

菅義偉首相が日本学術会議の会員候補6人を任命しなかった問題で、政府・自民党は学術会議の組織見直しを打ち出した。

守勢に立たされている現状を、行政改革という新たな論点で局面転換する狙いがあるとみられる。ただ、問題は「政府・自民党」対「学術会議・野党」の対立構図で激しさを増しており、思惑通りとなるかは見通せない。

「学術会議の役割に関心が集まっている。これを機会に学術会議の在り方がいい方向に進むようなら歓迎したい」。菅氏は9日のインタビューで、学術会議見直しの動きが出ていることを評価した。

具体的な見直し対象は、年間約10億円の学術会議に関する国の予算や、学術会議の事務局員50人体制などだ。政府高官は「この機会に準民間組織にしてもいい」とけん制する。自民党も学術会議の在り方を検討する党プロジェクトチームを来週発足させ、活動状況や組織形態など問題点をあぶり出す構えだ。

組織論に照準を合わせる政府・自民党には、任命見送り問題から国民の目をそらしたいとの思惑が透ける。この日のインタビューでも菅氏は「国の予算を投じる機関として国民に理解される存在であるべきことを念頭に判断した」と述べるだけで、任命しなかった具体的理由は明らかにしなかった。

ある政府関係者は「こういう答弁しかできない。説明できる理屈はない」と形勢が不利な状況にあることを認めた。自民党幹部も「政府が議論をすり替えようとしている」と解説した。

一方、野党は元学術会議会長の大西隆氏らを会合に招くなど追及の手を緩めていない。大西氏は会合で2016年の補充人事の際、首相官邸が人事案に難色を示したと明かし、安倍政権下での人事への不当介入を印象付けた。今回の任命見送りについても「選考基準と違う基準を適用して任命拒否したとなれば法律違反になる」と批判した。

野党は学術会議を行革の対象とする動きを問題視している。「全く別のことを持ち出し、学術会議の改革と言うつもりか。議論のすり替えだ」(共産党幹部)と非難。立憲民主党幹部も「こういうのは触らないでおくのがいいのに」とほくそ笑んだ。

日本学術会議とかって、これまで興味がなかったのね。でもね、なんかもめているようなので調べてみたのね。まず目についたのが、今回、任命を拒否された6人の顔ぶれね。これ見ただけで、完全に納得、菅総理全面支持となったよ。

私もね、一応大学に行ったけど、大学教授って本当にアホだと思ったのよね。もちろん、専門分野では、それなりに尊敬できるものを持っているんだけどね。あるとき、同じ学部のある教授が、ローカル新聞の特集記事に、政治に関する持論を載せたのよ。それが的外れのお花畑で、また止せばいいのに、得意げにその記事のコピーを授業中に学生たちに配ったりして。嬉しかったんだろうね。それ以来、学生の間では「アホ」が定着してしまったのね。

よく、「専門バカ」ということが言われるけどね、確かにその専門分野については素晴らしいものを持っているんだけど、ほかの分野についてはまるでオバカ、そういうのが、ちやほやされているうちに、なんか勘違いして、メディアなんかに取り上げられ、アホをさらしているような教授様、助教授様が今でもよく見られるよね。

以前、大学関連の機関が、軍事的な研究を行ってはならない、のような声明を出しているということを聞いたことがあるのね。その時に、北朝鮮が、ポカスカ弾道弾を撃っているときに、それに対応できるような先進的な研究を、大学が行わないでどうするんだ、とか思ったことがあったけど、それが日本学術会議だったんだね。

日本学術会議は、戦後間もない1949年に創設され、1950年には「戦争を目的とする科学の研究は絶対にこれを行わない」旨の声明を出してるんだって。当時は、科学者コミュニティの戦争協力への反省という面があったようだけどね、でもね日本の科学者が寝ぼけている間に、近隣の国では、国を挙げて軍事力を増強し、数分間で日本を核ミサイルが襲い、数十分間で日本を壊滅させるだけの軍事力を蓄えてしまったのよね。

日本は自由を重んじる国なので、そのような現状を憂える方が出てくるのも当然で、北海道大学名誉教授の奈良林直氏は、「防衛関連研究を否定する日本学術会議は、特定野党の主張や活動に与しており、圧力団体として学問の自由を自ら否定している」と言ってるんだって。北海道大学では、2016年度に、防衛省の安全保障技術研究推進制度に応募し、民間にも応用可能な船舶に関する流体力学の研究が採択されたとき、日本学術会議はそれを軍事研究と決めつけ、日本学術会議幹部が北大総長室に押しかけて、2018年に研究を辞退させたんだって。

要するに、この日本学術会議なるものは、日本が戦後の混乱からまだ脱し切れていない一億総懺悔の時期に生まれた、冷戦構造の中のお花畑組織なんだよね。それが今は、数十分で、日本が壊滅するほどの脅威に取り囲まれ、日本の主権と国民の生命を守るためには、専守防衛はもちろんのことだけど、場合によっては自衛的先制攻撃すら考えざるを得ない状況になってるんだよ。六法全書を広げてる間に、ミサイルが降ってくる時代になっているんだよ。

もう一つ、自民党の甘利明氏は、日本学術会議が軍事研究につながるものを一切させないとしながら、民間技術を軍事研究に積極的に転用していく政策を示している中国と一緒に研究することは学問の自由だと主張していることなどから、中国の「千人計画」への関与を示唆しているようだ。

この「千人計画」とは、中国の「外国人研究者ヘッドハンティングプラン」であり、ここから得た技術は、人民解放軍の軍事研究と一体のものになっている。韓国の有名大学のKAISTの教授は、自動運転の技術を研究しており、2017年から中国の「千人計画」に参加し、毎年中国の重慶理工大から3億ウォンを受け取っていたことがわかっているのね。またアメリカでも、今年の1月に米国ハーバード大学の化学生物学部長は、2012年から5年間、千人計画に参加していたことを隠し虚偽申告をした疑惑で逮捕されている。当然、この「千人計画」は、知的財産の流出やスパイ疑惑に繋がるものと考えるべきだろうね。

この「千人計画」とは別なんだけど、日本でも京都大学から核技術やミサイル技術が北朝鮮へ渡ったんだよね。在日朝鮮人で、京都大学の原子炉実験所の准教授が、北朝鮮や朝鮮総連と密接な関連がある「金万有科学振興会」から、核技術の研究で奨励金を得ていたらしいのね。当然、核関連技術が北朝鮮に渡ったと考えられるよね。京大は、京大出身の朝鮮大学校の校長らを中心に朝鮮人科学者人脈があるとされ、大量破壊兵器などへの転用が可能な北朝鮮の科学技術開発とも密接な関連があるともみられているんだって。

今回、菅総理が日本学術会議に手を突っ込んだのは、場合によっては台湾を巡っての米中戦争が起きるかもしれないこの時期、また、突発的な朝鮮半島有事が考えられるこの時期、菅総理が意図的に行ったとすれば、グッドジョブだよ。基本的には、日本学術会議などは、20世紀の遺物で、左翼の巣窟となっており、南シナ海、東シナ海、半島有事と緊迫したアジア情勢の中では、お邪魔虫でしかないよ。

それにね、この時事通信の記事の中で、立憲民主党幹部氏、「こういうのは触らないでおくのがいいのに、」とほくそ笑んだ、とか、バッカだねー、立憲民主のダメさ加減を象徴しているようなお言葉だよな。