なんか、韓国の国家情報院院長が来日し「文在寅・菅宣言」を提案したんだって。なんかそれが、徴用工現金化問題で、日韓間で裏取引が行われている感じなのね。そういうことしそうなのが日本にもいるのよね、あいつとか、こいつとか。これまでのことを考えれば、政治的な裏取引とか、政治的配慮などは、一切するべきではないよな。引用はレコードチャイナ(2020/11/10)ね。

2020年11月9日、韓国・毎日経済は、日本を訪問中の朴智元(パク・チウォン)韓国国家情報院院長が8日に菅義偉首相の側近とされる二階俊博幹事長と会い、「文在寅(ムン・ジェイン大統領)・菅宣言」を提案したと伝えた。

記事は、朴院長が提案したとされる同宣言について、「1998年の『金大中(キム・デジュン)・小渕宣言(日韓共同宣言-21世紀に向けた新たな日韓パートナーシップ)に続く第2のパートナーシップ構想とみられる」と説明している。

ある消息筋は「過去の関連宣言をつくった経験のある朴院長は自信を見せている」とし、「当時パートナーだった二階幹事長も影響力を維持しているため、日韓間の新たなコネクションがつくられると期待されている」と話したという。宣言の具体的な内容は明かされていないが、記事は「過去の歴史に対する反省と和解・自由民主主義を基盤にした秩序など両国共同の価値の確認・米中競争の緩和に向けた包括的な協力などが含まれている」と予想している。

日本政府は先月29日にソウルで行われた日韓局長級会談で、元徴用工への賠償問題について「韓国の政府や企業が先に代位返済すれば、後で日本の政府か企業が補填(ほてん)する」との内容の解決策を提案したが、韓国政府は「被害者中心主義に反する」との理由で拒否したとされている。韓国政府は反対に、今年初めに日本政府に提案した「日本企業が先に賠償すれば、後で韓国政府が補填する」との立場を守り続けているという。これについて記事は「互いに『相手が先』と主張している点で相違があるが、互いに『代位返済』との方法をとっている点で歩み寄っていると評価される」と伝えている。

この記事に韓国のネットユーザーからは「ノージャパンを叫んでいたのになぜ日本に行った?」「え、最後まで日本製品不買運動して反日を貫くべきではないの?」「国民の前では反日運動を扇動しているのに、日本に行ったら『助けて』と泣きつくのか」「今の文政権を見ていると、朴槿恵(パク・クネ前大統領)の慰安婦合意がどれだけ素晴らしいものだったか、改めて実感する」「こんなことなら日本不買運動も日本に補償要求もするべきでなかった。韓国国民だけがばかみたい」など、韓国政府が「文在寅・菅宣言」を提案したことに不満の声が続出している。

その他「なぜ韓国が先に頭を下げなければならないのか」「日本が全額補償しなければ真の補償とはいえない」と主張する声や、「いつから日韓の賠償問題が国家情報院の管轄になったのか。余計なお世話はやめて北朝鮮の監視でもするべきでは?」と指摘する声も上がっている。

韓国の国家情報院院長が来日し、「文在寅・菅宣言」を提案したとかってニュースがあったんだけど、なんか怪しいなとか思ってたのね。その宣言とかってのも、「金大中・小渕宣言」に続く第2のパートナーシップ構想なんだって。

この「金大中・小渕宣言」とかってのは、1998年に締結した「日韓共同宣言」のことなんだよな。この時期の対韓国外交は、とにかく「謝罪」から始めるような外交が続いていたんだよね。それが金大中が大統領になると、日韓関係を「未来志向」で見直そうと機運が生まれたんだよね。金大中は、金大中事件でKCIAに拉致され殺されそうになったところを日本の適切な対応で殺されずにすんだのよ。そんなこともあり金大中は親日的であったわけよ。

金大中が来日し、小渕首相が金大中大統領に謝罪し、金大統領は小渕首相の謝罪を受け止め、未来志向の新たな日韓パートナーシップを提案、「日韓共同宣言」を発表したということなのよ。それ以降は、日本政府が節目節目に謝罪談話を発表するようなことはなくなったんだけどね。

これにより、サッカーワールドカップ共催が決まり、韓国での日本の文化コンテンツが開放され、日本では韓国ブームが起こり、日韓間の経済交流も盛んになったんだよ。でもね、2001年7月に韓国議会は、一方的に日韓共同宣言の破棄を韓国政府に求める全会一致の決議を行い、盧武鉉政権を皮切りに、それ以後に誕生した政権は謝罪要求を繰り返しているのよ。

恐らく韓国の国家情報院院長が提案しているという「共同宣言」なるものは、この金大中時代の共同宣言の焼き直しで、「日本が謝罪することで韓国はすべて水に流す」のようなものなんだろうけど、前の「共同宣言」や慰安婦合意でしれたこと、どのような約束も合意も、守る気などないよな。

そもそも、韓国に対して、国として「謝罪」しなければならないものは何もないのよ。それをこれまで、西側の一員としての中国、北朝鮮に対する地政学的な意味合いから「配慮」を重ねて、韓国に対して謝罪外交を繰り返してきたんだろうけど、それがそもそもの間違いだったんだよ。

先日、ここでもアップしたんだけど、韓国側から「日本企業賠償応じれば、後でこっそり損失補填」の提案が出ていたことね、日本側からは「韓国政府が賠償を行えば、日本が韓国に損失補填」するという提案がなされていたようだよ。この記事では、「互いに『相手が先』と主張している点で相違があるが、互いに『代位返済』との方法をとっている点で歩み寄っていると評価される」と書いているよ。

何言ってるんだよ、誰がそんなこと言ってるんだよ、あいつか?こいつか?バッカじゃねーの。これまでさんざんそんな詐欺的言辞に踊らされて、その結果はどうだった?日韓関係最悪じゃん、別にそれでいいんだけど。

韓国、さっさと徴用工現金化したらいいんじゃね、三権分立だろう?、ノージャパンだろう?、第二次独立戦争だろう?。日本は、約束も合意も守れない国と話し合うことはできないという原則を正面から通すことが、結局は「未来志向」だと思うよ。慰安婦合意で騙されたガースー、どうするんだろう。