日本の国会が、桜さくらでバカ騒ぎをしている間に、朝鮮半島では不穏な状況が拡大しているよ。北朝鮮はアメリカに対して「クリスマスプレゼント」を予告しており、アメリカはそれに対して、無人偵察機はもちろん、世界で3機しかない偵察機のコブラボールを投入し、さらにはB-52を飛ばしているよ。ここで以前から警告しているように、第二次朝鮮戦争の可能性が高まっているように感じるよ。桜さくらじゃないだろう、ばーか。引用はZAKZAK(2019/12/13)ね。

米朝なじり合い!“第二次朝鮮戦争”警戒  官邸周辺「米、韓国へ気兼ねなく北へ軍事力行使も」 北「米に報復する準備できている」
引用:ZAKZAK(2019/12/13)

朝鮮半島情勢が緊迫している。非核化をめぐる米朝協議の停滞にイラ立つ北朝鮮がクリスマスにも、核実験や大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射に踏み切る危険性があるのだ。ドナルド・トランプ大統領率いる米国と、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長率いる北朝鮮による「チキンレース」。韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領の側近が「中国の核の傘入り」に言及するなど「レッドチーム入り」を示唆するなか、米軍の「北朝鮮への軍事作戦」へのハードルが下がっているとの見方もある。元米国防次官補も「第2次朝鮮戦争が起きる可能性が高まっている」と重大警告した。

国連安全保障理事会は11日午後(日本時間12日午前)、北朝鮮の「核・ミサイル問題」に関する公開会合を開いた。
議長国である米国のケリー・クラフト国連大使は、北朝鮮に非核化協議への復帰を促したうえで、「(弾道ミサイル発射は)射程にかかわらず明確な安保理決議違反だ」といい、北朝鮮が「深刻な挑発行為」を再開するなら「相応の行動を取る用意をしなければならない」と言及した。

これに対し、北朝鮮外務省報道官は12日、米国が「圧迫の雰囲気」をあおったと非難し、「われわれがどの道を選ぶのか、明確な決心を下すうえで決定的なきっかけを与えた」「相応の対応を取る準備ができている」と、ICBM発射再開も辞さない姿勢を強くにじませる談話を発表した。朝鮮中央通信が伝えた。

北朝鮮が、一方的に米朝協議の「交渉期限」とした年末に向けて、朝鮮半島情勢は一層緊迫しそうだ。
世界最強の米軍は、軍事偵察衛星や、さまざまな偵察機を朝鮮半島周辺に飛ばして北朝鮮の動向を探る一方、「死の鳥」と恐れられるB52戦略爆撃機を日本周辺まで飛行させ、「北朝鮮への間接的警告」を行った。

さらに、米国防総省は12日、地上発射型の中距離弾道ミサイルの発射実験を実施したと発表した。実験は、米西部カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地で行われ、弾道ミサイルは500キロ以上飛行して、海に着水したという。「中国やロシアに対抗するため」と報じられたが、時期から見て、北朝鮮も意識しているのは間違いない。

前出の国連安保理の公開会合で、韓国の趙顕(チョ・ヒョン)国連大使は「北朝鮮が国連安保理決議の義務を履行すると同時に、朝米(米朝)対話に乗り出すことを強く促す」と語った。聯合ニュースが伝えたが、文政権の対応が、朝鮮半島危機を加速させているとの指摘もある。
日本の官邸周辺は「トランプ大統領が以前、『最近、韓国は北朝鮮からも連絡がないみたいだ。信頼されていないんじゃないか』と語っていたが、意味深長な発言だった」といい、解説した。
「北朝鮮は、米朝協議をめぐる文政権側の情報・分析が間違っていたため、距離を置いた。一方、トランプ政権も文政権をまったく信用していない。『北朝鮮は戦略的な敵だが、韓国の左派政権(文政権)はもっと問題だ』という意見すらある。実は、トランプ政権が、米朝協議から韓国を引き剥がした。米国主導で締結した日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)をめぐる一連の問題でも、トランプ政権は一貫して日本側に立っていた」

そのうえで、中国の王毅国務委員兼外相が訪韓していた今月4日、文大統領のブレーンである、文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一外交安保特別補佐官が国際会議で、「もし、北朝鮮の非核化が行われていない状態で在韓米軍が撤退したら、中国が韓国に『核の傘』を提供し、その状態で北朝鮮と非核化交渉をするという案はどうだろうか?」(朝鮮日報)と語ったことを指摘した。

前出の官邸周辺は「レッドチーム入りしたい文政権の本音であり、同盟国・米国への裏切りといえる。文政権は先月末、『GSOMIAの当面維持』を発表したが、もし、破棄していたら在韓米軍撤退の流れは加速しただろう。米韓の距離が広がることは、トランプ政権が気兼ねなく『北朝鮮への軍事作戦』を決断する可能性が高まる」と語った。

こうしたなか、元米国防次官補による気になる発言があった。
政治学者で、クリントン政権の国防次官補を務めたグレアム・アリソン米ハーバード大教授は12日、日本アカデメイア第1回「東京会議」で、北朝鮮の核ミサイル問題をめぐり、「非常に危険な展開」「第2次朝鮮戦争が起きる可能性が高まっている」と警告したのだ。

アリソン氏は、北朝鮮が核実験やICBM発射を続けた2017年11月までの状態に復帰した場合、トランプ氏が「ミサイル発射台破壊」など軍事攻撃を命じる用意があると指摘。「第2次朝鮮戦争」に進む確率は「50%以上ではないが、かなり大きな可能性がある」と語った。
北朝鮮の弾道ミサイルは、日本全土を射程内に入れている。早急な対応が必要だ。

北朝鮮は、11月28日に、超大型放射砲だとする弾道ミサイルを発射し、日本がこれを「弾道ミサイル」として発表したことに対して、日本の安倍総理を「無知」な「政治的小物」と罵倒する談話を発表したのよね。さらにこのとき、北は政府談話として、安倍総理が「遠からず、本当の弾道ミサイルがどういうものか、間近で見ることになる」と発表してるのよ。

また一方的に、年内に米朝協議での成果を求める北朝鮮は、12月3日、アメリカにクリスマスのプレゼントを贈ると予告したのよ。北朝鮮は2017年7月に、アメリカ独立記念日の「プレゼント」と称して、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を行っているのよね。

これらを考えあわせれば、このクリスマス前後に、北は日本列島を飛び越えるICBMを、人工衛星などとして撃つ可能性が高いと思うよ。日本はどうするんだろう。現在の状況下で、北が国連決議違反の、ICBM(人工衛星打ち上げをも含む)ロケットを、それも日本列島に向けて発射したときに、それは日本やアメリカを狙うものである可能性はそれなりにあるわけよね。本来であるならば、日本は迎撃すべきなんだけど、その後の展開も考えた上での覚悟と準備ができてるとは思えないのね。なんせ、「咲いた咲いた桜が咲いた」だもんねー。

日本は、どっかに一発落ちないと目が覚めないのかな。そのときには多分、何十万人かが犠牲になってるんだよな。なにせ憲法9条で、「殺す側より殺される側」なんだし、専守防衛なんだもんね。でもね、そうなったらなったで、頭に桜が咲いてる連中に限って文句垂れるんだよな。

第二次朝鮮戦争については、ここではそれなりの可能性があることは、これまでここで何度か警告してるんだけどね。今回、アメリカから、「第2次朝鮮戦争に進む確率は、50%以上ではないが、かなり大きな可能性がある」という話が出てきているんだって。

現実的には、北朝鮮の挑発が、アメリカの考えているデッドラインを超えた場合、軍事行動に出ることは十分にあるよね。恐らくアメリカは、北のミサイル発射場などの、限定的なピンポイント攻撃になるんだろうけど、それに対して北は、これまでの言動からすれば、日本の米軍基地やソウルへのミサイル攻撃、長距離砲攻撃などを行う可能性は高いよな。

アメリカはクリスマスを前に、無人偵察機や世界で3機しかない偵察機のコブラボールを飛ばしているよ。さらにはB-52も飛ばしているよ。それに以前と違うのは、これ見よがしの示威行動ではなく、非常に現実的で、韓国をほとんど無視しての実戦的な行動に見えるのね。恐らく、数隻の原潜も近海に潜んでるのかも。少なくとも斬首作戦かピンポイント爆撃を本気で考えているような気がするよ。

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どのようなことがきっかけで半島有事が起きるかはさまざまに考えられ、なんとも言えないけど、でもね、非核化をする気がない北朝鮮を、国際社会は受け入れるわけがないのよね。国際社会がここで妥協すれば、北朝鮮のみならず、核兵器やその技術が、テロ国家に拡散することは必至だよな。
場合によっては海上封鎖まで含んだ経済制裁を徹底し、それで北が内部崩壊をするのが最善だけど、いつ暴発するかもしれないよな。咲いた咲いた桜が咲いたの日本は、対応できるのか、はなはだ疑問だよ。
最後に、第二次朝鮮戦争の近未来シミュレーションへのリンクを貼っておくよ。これはあくまでも現状からの一つの可能性であり、日本国民と韓国民への警告のつもりなのね。